
「兵庫 旅するキッカケ文庫」、神戸から巡回スタート!
お出かけ先でこのバスを見かけたら、ふらっと立ち寄って、気になる本を手に取ってみてください。
こちらは、兵庫県の各地を巡る移動図書館「兵庫 旅するキッカケ文庫」。兵庫県にゆかりのある約50名の著名人が選んだ「人生が動き出すキッカケとなった本」を紹介する移動図書館(ブックバス)です。
2026年3月までに県内10ヵ所以上を巡回し、本との出会いを通じて、お越しになる皆さまの「キッカケ」となることを目指しています。
記念すべき1ヵ所目の巡回地は、神戸ポートタワー前。
令和7年9月20日(土)、21日(日)の2日間、若者、ファミリー、シニア世代を含め、さまざまな方が本との出会いを楽しみました。

- ①ブックバスとマルシェで賑わうポートタワー前
- ②どなたさまも、お気軽にどうぞ
- ③約50冊の「人生を動かした本」が並んでいます
- ④ふせんのあるページを開くと、特に刺さった「キッカケの一文」が
- ⑤「どの本も気になる……」
- ⑥ブックバス内の木のベンチに座って、じっくり読書
- ⑦「人生を変えるキッカケの一冊」と出会えますように
- ⑧おみくじみたいに引く「キッカケカード」で、運命の一冊と出会っちゃおう!
- ⑨本をきっかけに、笑顔が生まれます
- ⑩世代を超えたコミュニケーションが取れるのも、本のいいところ
- ⑪「あ、この俳優さん知ってる! 読んでみようかな」
- ⑫来場者で紡ぐ「バトン書簡」に、おすすめの本を書いてくださる方も
- ⑬「兵庫県ってこんな取り組みもしてたんだ」
- ⑭みんなの一言ボードに「踏み出すキッカケありがとう」と書いてくださったのは、選書者のひとりである県立龍野北高校/森川梨桜さんのお母さま
- ⑮神戸の炭酸飲料「アップル」、株式会社オリバーソースさんと大学生がつくる兵庫県産素材のたこ焼き、お花などを販売するマルシェも大盛況
- ⑯株式会社フェリシモさんによる「スナックこのごろ」では、多くの若者がおしゃべり中
- ⑰「この取り組みが、カルチャーとして地域に根付いてくれたらうれしいです」と企画担当者

うちも玄関に「人生を変えたキッカケの一冊」といえる本を飾っているんですが、ここにも同じ本がありました! こんな風に街中のいろいろなところで知性に触れるキッカケがあるといいなと思っていたので、今日は実際に体験できてうれしかったです。
私も人生で行き詰ったとき、本に救われた経験があります。だから子どもたちにも、さまざまな言葉に触れることで世界を広げてほしいと思っています。

大学のころにゼミで学んでいた内容だったので、懐かしくて思わず手に取りました。この本に書かれている『贈与論』、つまり資本主義的な交換という価値観に縛られず、与えることで人間関係や社会が良くなっていくという考え方は、間違いなく20代前半以降の私の価値観に大きな影響を与えたものだと思います。このブックバスでも、たくさんの方に読んでほしいですね。

「文庫」を「文房具」と見まちがえて入ってみたら、本がいっぱいあってびっくりした(笑)。おすすめの本がわかるくじびきをしたら、『ハリーポッターと秘密の部屋』が出ました。今度図書館で借りてみる!

大学生の息子以外はみんな、小学校の教師をしています。最近活字離れが増えているので、こういった企画があれば、本と出会ういいきっかけになると思います。
この「キッカケの一文」って書いてあるふせん、ぜひ販売してほしいです。受け持っている小学校のこどもたちに読書習慣をつけるのにいいアイデアだなと思いました。
最近はデジタルでしか字を読む機会がないけど、リアルな本に触れる、読むという体験ができてよかったなと思いました。
移動図書館「兵庫 旅するキッカケ文庫」は、兵庫県による若者の〈学び〉〈子育て〉〈住まい〉〈働き〉を支援する「若者・Z世代応援パッケージ」のPRプロジェクト。7ヶ月をかけて、県内10ヵ所以上をまわる予定です。
次の巡回スポットは香美町。お近くのみなさま、10月10日(金)にトキワ食品本社前にてお会いしましょう! 次回も素敵な出会いがありますように。
