「住みやすい兵庫」の実現 制度詳細

若者・子育て世帯の県内定住促進。安心して子育てができる住宅・住環境の確保。

本県では、本格的な人口減少や急激な少子・高齢化が進行しています。また、近年、マンションなど住宅価格が急激に高騰しています。

地域に若い世代を呼び戻し、地域コミュニティを再び活性化するため、また、住宅価格の高騰による若年世帯への影響を緩和するため、子育て世帯に対する住宅施策は重要なものとなっています。

住宅分野において、まずは、転入超過が続き、住宅ニーズが高い阪神間における安心して子育てできる住宅・住環境の確保に向けた施策を検討するため、住宅審議会の中に「子育て世帯への住宅施策検討会」を設置し、検討を行いました。

1県営住宅の供給・入居促進:2.8億円(令和6年度予算案)。 ・入居しやすい県営住宅、 ・子育てしやすい県営住宅
2民間住宅への入居促進:1.1億円(令和6年度予算)。 ・子育てしやすいモデル地域(住宅地)づくり、 ・県外からの一層の転入促進

県営住宅の供給・入居促進の制度概要

入居しやすい県営住宅

優先入居枠の設定

  1. 新婚・子育て世帯が入居しやすくなるように、県営住宅の募集において優先入居枠を設定しています。
世帯名称要件
①新婚・子育て世帯・合計年齢が80歳未満で婚姻成立後2年以内の夫婦の世帯(内縁関係を含む。)
・合計年齢が80歳未満の婚約者の世帯
・同居者に18歳未満の扶養親族である方がいる世帯
②若年夫婦世帯・合計年齢が80歳未満の夫婦の世帯(内縁関係を含む)
・合計年齢が80歳未満の婚約者の世帯
③母子・父子世帯・配偶者(婚約・内縁関係を含む)のいない方で、20歳未満の扶養親族である子を扶養している世帯
④多子世帯・18歳未満の扶養親族である方が3人以上いる世帯
  1. 奨学金の返済が負担になる世帯に低廉な住宅を提供するため、次の世帯を対象とする優先入居枠を新たに設定します。【全国初】
世帯名称要件
①奨学金返済者世帯(夫婦)合計年齢が80歳未満の夫婦(婚約・内縁関係含む。)でいずれかが奨学金(日本学生支援機構奨学金)返済者
②奨学金返済者世帯(単身)年齢が40歳未満で奨学金(日本学生支援機構奨学金)返済者である世帯(単身に限る。)
  • 実施時期 令和6年4月募集から

敷金の免除

新婚・子育て世帯を対象に敷金(家賃3か月分)を免除します。【都道府県初】

  • 実施時期 令和6年度~令和8年度

子育てしやすい県営住宅

子育て世帯向けリノベーション改修

結婚・子育てをする若者・Z世代の住宅を確保するため、子育てしやすい県営住宅の改修を実施します。

実施内容LDK拡張、和室の洋室化、ユニットバス化 等
実施期間令和6年度~令和8年度(120戸/年)
募集開始令和6年6月募集から(予定)

サブリース方式による住宅の供給

空き住戸を民間事業者が改修し、低廉な家賃で入居できる住宅を供給します。【都道府県初】

実施期間令和6年度~令和8年度(50戸/年)
供給時期令和6年度下期(予定)

共用部の重点的改修・整備

団地内の集会所を活用したキッズスペース等の整備を支援することで、入居者間の交流機会を創出し、子育てしやすい環境を整えます。

実施期間令和6年度~令和8年度(60件/年)
補助対象床・壁マット、書棚、屋内遊具 等
補助上限50万円/件
共用部の重点的改修・整備イメージ

県営住宅の募集についてはこちらでご確認ください

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks28/wd29_000000011.html
(兵庫県庁ホームページ)

その他詳細についてはこちらでご確認ください

https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks28/kenjukosodate.html
(兵庫県庁ホームページ)