ちょっと保育士さんになってきた!~わたしたちの夏休みお仕事体験~
「高校生のための保育の仕事体験」は、高校生のみなさんに保育士の仕事の楽しさややりがいを体験してもらいたいという兵庫県の取り組みです。
夏休みの3日間、保育園やこども園で保育士として子どもたちとふれあい、その成長を間近で見ることができます。
今回は2025年度の仕事体験に参加した、市立伊丹高等学校2年生の4人に体験に行ったときの様子を聞いてきました。


ずばり、行ってみてどうだった?どんなことをした?

全員「も~子どもたちめっちゃかわいかった~!行って良かった!」
ねお「私は2歳さんクラスの保育を体験。一緒に遊んで、ご飯の準備をして、寝かしつけしてまた遊んで…とにかくずーっと遊んでた!」
さな「うちもそう。私は0歳から5歳まで全クラスを体験させてもらったんやけど、毎日お昼寝しちゃうのがさみしくて、遊ぼうよ、起きて~!って思ってた」
もね「私は3歳~5歳の幼児さん合同クラス。夏やから毎日水遊びするんやけど、初日から顔面びしょびしょ!」
あかり「容赦ないよね!私は0~2歳さんだけのクラスに行ったんやけど、力加減を知らないから水鉄砲の威力がすごい(笑)」
もね「でも、それだけ受け入れてくれてるんやなって思えて嬉しかった!」

あかり「絵本の読み聞かせも思い出に残ってる。先生のマネして抑揚をつけたり、キャラクターごとに声色を変えたりして読んでみたら聞き入ってくれたのが嬉しかった」
ねお「私は子どもの発想ってほんとに面白いなって思った。緑の積み木がバナナになったり、お寿司やハンバーグになったり、色にも形にも固定されてなくて、自由に何にでもなれる感じ」
さな「私が行った園は虫の観察とかに力を入れていて、虫博士がたくさんいた!カブトムシの種類とかめちゃくちゃ詳しいの。子どもたちの好きなものを極める力はすごいね」
もね「うちにはお誕生日プレゼントに大好きなカブトムシをもらった子がいて、いいね~!って言ったら『かっこいいから好きだけど、おせわしなくちゃいけないのはちょっとちがうんだよね』ってすっごくませた感じで言うのがおかしくて(笑)でも思っていたより子どもたちもいろんなことを考えてるんやね」
そもそも、どうして体験に参加しようと思ったのですか?




ねお「小さい頃から、弟や妹がかわいくてお世話するのが好き。保育園でも下のクラスに行って構っていたくらい!でも成長するにつれて、一番かわいいのは幼稚園までやなって(笑)やから子どもと関わる仕事の中でも、やるなら保育士さんや!と思ってるから参加してみた」
もね「私は友達がやるから一緒にやってみようかなって。実は子どもがあまり好きじゃなかったんやけど、3日間でまわりがびっくりするくらい子ども好きに。服のすそをきゅって引っ張られたらもう♡」
さな「私は将来、小さい頃から習っているピアノを生かせる仕事に就きたくて。子どもたちと一緒に音楽を楽しむ保育士さんに興味があって、中学生の時にトライやる・ウイーク(※)で保育士体験に行って。それがほんまに楽しくて、今回も参加!」
あかり「私もトライやる・ウィークで行ったよ。その時は自分が通っていた幼稚園に行ったんやけど、園長先生が『あかりちゃん!』って覚えててくれて、先生すごいと思って。私、幼稚園の楽しい思い出がいっぱいあって、定期的に園に帰りたくなるねん。自分もそんな思い出を子どもたちにも作ってあげたいなって思ってて、今回も応募した」
3人「めっちゃいい話~!」
(※)トライやる・ウイーク…「心の教育」「生きる力」を育む兵庫県独自の教育プログラムのひとつで、中学2年生が地域の企業・団体などに赴き、1週間の体験活動を行っています。
緊張したことや、困ったことはあった?

もね「私は先生たちと話すのが一番緊張した。分からないことを今聞いていいタイミングなんかなとかが分からなくて」
あかり「私も。受け入れてもらってるんだから、ちゃんとしないとって初日は本当に緊張してた」
もね「学校の先生と話すのと全く違うもんね。子どもたちは向こうからグイグイ来てくれるから、全然緊張とかはなかったな」
ねお「初日も着いたらすぐに教室に行って遊び始める感じやったしね。最初に一日の流れとか聞けてたら安心やったんかなぁ」
あかり「でも、何も知らずに入ったから子どもたちと同じ目線でいられた感じもあったな」
もね「それはあるかも!私は子どもたちに『次どうしたらいいの?』って聞いた(笑)しらないの?ってリードしてくれたり、先生にわからないんだって!って言いに行ってくれてた」
さな「じゃあ先生たちはそれも狙ってたのかも。3日間、私たちのことも子どもと一緒に見守ってくれてる感じやったしね」
いま、保育士は将来の選択肢に入っていますか?

ねお「もちろん!なりたい!」
さな「私も。体験に行って、やっぱり保育士になりたいって思った」
あかり「私は実はちょっと迷ってる」
ねお「えっ?!園長先生とのエピソード感動したのに!」
あかり「実際に体験してみたら遊ぶだけじゃなくておもちゃや水筒の消毒とか、遊ぶ以外にも安全のために保育士さんがやらないといけないことが多いのも分かったし、気持ちの面で大変そうな部分もやっぱりあるなと思って。それに他の仕事も、まだまだ知りたいやん」
もね「私も体験直後は絶対保育士!って思ってたんやけど、今は医療ドラマを見て、看護師いいな!ってころころ変わってる(笑)でも小児科の看護師はどうかな、とか子どもが苦手なころの自分にはない新しい視野が開けたな」
最後に、「仕事体験に行ってみようかな」と思っている人にメッセージやアドバイスをどうぞ!

もね「とにかく着替えは何枚もいる!特に靴下はめっちゃいる」
さな「水遊びするから一瞬でびっしょびしょやもんね」
ねお「手遊び歌とか予習していけばよかったかも。やってって言われても『いとまきまき』とかしかできひんかった」
さな「たしかに!今もっとかわいい手遊び歌あるみたいやもんね。できたらもっと遊ぶの楽しかったと思う!」
あかり「それやったら、子どもが喜ぶ折り紙の折り方とかも知ってたら良かったかも」
ねお「いい!アンパンマンとか作れたらヒーローやわ。あと、3日間の体験のあとに予定は入れるな、やな」
あかり「わかる。最終日の夜に熱出して、そのあとの予定とんだ」
ねお「私も翌日から寝込んだ(笑)元気な子どもたちはウイルスもめっちゃ元気で、負けた!」
もね「私らが行った園、最後に子どもたちと写真のついたうちわを記念にもらってん」
ねお「そうそう!これ見ると来年も行きたいって思う!」
もね「私も~!」
さな「うわーいいね!私ももう一度行って、色んな園や子どもたちに会ってみたい」
あかり「同じ園にも行ってみたいかも。子どもたちの変化が見てみたい」
ねお「それもめっちゃいい!『1年でこんなこともできるようになったん?!』って感動して泣いちゃいそう~!」

兵庫県では、保育に限らず若い皆さんの進路をサポートできるよう、さまざまな事業に取り組んでいます。
その中の一つとしての「高校生のための保育の仕事体験」。一人でも多くの人に保育現場の仕事に関心を持ってもらい、子どもたちに関わる仕事を選択肢のひとつとして考えてもらえればと思います。


